舌を巻く【女子高生が教えます!】したをまく…とは(意味・語源・由来・使い方・例文)

舌を巻く【女子高生が教えます!】したをまく…とは(意味・語源・由来・使い方・例文)

舌を巻く・したをまく
舌を巻くわ…」

「カメレオンみたいにクルクルッて?器用だね~!見せて見せて!」

「一回だけしかやらないから、よく見てなさいよ!せーの…って、そんな人間離れしたこと、できるわけないでしょ!」

「かなめちゃんは手先が器用だから、舌先も器用なのかと思ったよ!」

「もう!じゃあ今回は「舌を巻く(したをまく)」について勉強するわよ!」

「クルクルッ!」

舌を巻く(したをまく)」の意味

「じゃあまず「舌を巻く(したをまく)」の意味からね!「舌を巻く(したをまく)」っていっても、本当にクルクル舌を巻くわけじゃないの!「舌を巻く(したをまく)」っていうのは「言葉が出ないほど感心する」っていう意味なの!」

「かなめちゃんが、さっき「舌を巻くわ…」って言ったのは、どうして?」

「この間転校してきた帰国子女の英語の発音よ!私も英語の発音には自信があったけど、さすがに舌を巻くわ!」

「私も英語の発音には自信があるよ!」

「へ~…じゃあちょっと喋ってみてよ…」

「「えいご!」どう?いい発音でしょ?」

「みほにも舌を巻くわね…」

「えへへ…それほどでも…」

「「舌を巻く(したをまく)」には「言葉が出ないほど呆れる」っていう意味もあるのよ!」

「うひゃ~!」

舌を巻く(したをまく)」の語源と由来

「どうして「言葉が出ないほど感心する」とか「言葉が出ないほど呆れる」ことを「舌を巻く(したをまく)」っていうの?」

「「舌を巻く(したをまく)」の語源と由来ね!これは、大元をたどると中国の書物に行きつくのよね~!」

「中国の書物?」

「そっ!中国が「漢」と呼ばれていた時代に作られた書物「揚雄伝」に書かれている「舌巻」が、「舌を巻く(したをまく)」の語源・由来といわれているわ!」

「ほえ~…何か難し~…「舌巻」って何?」

「文字どおり舌をまるめて喉のほうに付けることよ!」

「え~っ!そんなことしたら息ができないよ!」

「息もできないけれど、言葉も出ないでしょ!」

「そっか~!「舌巻」は「言葉が出ない」っていう意味なんだね!」

「そっ!その「舌巻」の訓読みを通して、日本に「舌を巻く(したをまく)」という表現が生じたとされているのよ!」

「でも「舌を巻く(したをまく)」は、「言葉が出ないほど感心する」とか「言葉が出ないほど呆れる」っていう意味なんだよね…「言葉が出ない」だけなら、「怖ろしくて言葉が出ない」っていう場合もあるよ?」

「「怖ろしくて言葉が出ない」っていう場合は、正確にいうと「言葉を出したくても出せない」でしょ!「舌を巻く(したをまく)」の「舌(した)」は、本当の舌を表しているわけじゃなくて、「言葉」っていう意味で使われていて、「巻く(まく)」は「納める(おさめる)」っていう意味で使われているの!「言葉を納める」…つまり「言葉を出す気が起きない」が正しいニュアンスなの!」

「言葉を出す気が起きない…」

「「言葉を出す気が起きない」ときというのは、人間にとって「あまりにも感心したとき」とか「あまりにも呆れたとき」なのよ!」

「なるほど~!それで「舌を巻く(したをまく)」は、言葉が出ないほど「感心する」とか「呆れる」っていう意味で使われているんだね!」

舌を巻く(したをまく)」の使い方と例文

「普段の会話の中では、「舌を巻く(したをまく)」はどうやって使うの?」

「「舌を巻く(したをまく)」の使い方と例文ね!みほは言葉が出ないほど感心したことってある?」

「うん!かなめちゃんがあまりにも物知りだから、いつも感心しているよ!」

「そういう場合だと、「彼女の博学ぶりには…」」

「「いつも舌を巻く」…かな?」

「そう!じゃあ言葉が出ないほど呆れたことはある?」

「うん!私、おっちょこちょいだから、いつも失敗ばかりしていて、自分に呆れちゃうことがよくあるよ!」

「そういう場合だと、「失敗をするたびに、自分自身に…」」

「「舌を巻いている」ね!」

「よくできました!」

舌を巻く(したをまく)」のまとめ

「「舌を巻く(したをまく)」について、だいたいわかった?」

「うん!え~と…「舌を巻く(したをまく)」は、言葉が出ないほど「感心する」とか「呆れる」っていう意味なんだよね!それと…「舌を巻く(したをまく)」の「舌(した)」は、「言葉」っていう意味で使われていて、「巻く(まく)」は「納める(おさめる)」っていう意味で使われているから、「言葉を出す気が起きない」が正しいニュアンスで、「言葉を出す気が起きない」ときというのは、人間にとって「あまりにも感心したとき」とか「あまりにも呆れたとき」なんだよね!」

「そのとおりよ!みほはさっき、「自分自身に舌を巻いている」って言ってたけれど、そんなに舌を巻かなくてもいいよ!私は、みほのおっちょこちょいで失敗ばかりしているところが好きだよ!」

「どうして?」

「それだけ、みほが純粋だっていうことだからだよ!」

「嬉しい!かなめちゃんのそういう優しいところにも舌を巻くよ!」