狐につままれる【女子高生が教えます!】きつねにつままれる…とは(意味・語源・由来・使い方・例文)

狐につままれる【女子高生が教えます!】きつねにつままれる…とは(意味・語源・由来・使い方・例文)

狐につままれる・きつねにつままれる
狐につままれたようだわ…」

「狐に鼻をつままれたの?」

「狐の手で鼻をつまめるわけないでしょ!指もないのに!」

「ほえ~!そういえばそうだね!」

「じゃあ今回は、「狐につままれる(きつねにつままれる)」について勉強するわよ!」

「コンコン!」

狐につままれる(きつねにつままれる)」の意味

「じゃあまず「狐につままれる(きつねにつままれる)」の意味からね!「鼻をつまむ」の「つまむ」と思っていたみたいだけれど、「つまむ(摘む・撮む・抓む)」という言葉には、「化かす(ばかす)」っていう意味もあるのよ!」

「「化かす(ばかす)」って?」

「「人の心を迷わせて正常な判断を狂わせる」っていう意味よ!」

「狐に正常な判断を狂わせられたの?」

狐につままれたよう」って言ったでしょ!」

「「狐につままれたみたい」ってこと?」

「そう!実際に狐につままれたわけじゃないから、「狐につままれたよう」という使い方をして、「予想外の事が起きて、何が何だかわからず茫然としている様子」を表しているのよ!」

「さっき、かなめちゃんが「狐につままれたようだわ…」って言ったのは、どうして?」

「今、確かに教室の前の扉から中に入ったはずなのに、入ってみたら後ろの扉から入っていたのよ…まあ…ただの勘違いね…疲れているのかしら…」

「本当に狐につままれたのかもしれないよ!」

「まさか!」

「ほらっ!そこに狐が!」

「キャー!!」

「な~んちゃって!私のぬいぐるみだよ~!」

「もう!」

狐につままれる(きつねにつままれる)」の語源と由来

「どうして「狐につままれる(きつねにつままれる)」っていう表現が使われるようになったの?」

「「狐につままれる(きつねにつままれる)」の語源と由来ね!」

「狐って本当に人を化かすの?」

「本当に化かしたりはしないけれど、そういうイメージを定着させた大元は中国の神話なの!」

「ほえ~!中国の神話!」

「うん!中国では狐のことを「狐狸」って記述するんだけど、狐狸は年を経ると「九尾の狐(きゅうびのきつね)」っていう妖怪になるの!」

「妖怪!」

「うん!そして紀元前11世紀に「白面金毛九尾の狐(はくめんこんもうきゅうびのきつね)」っていう最強最悪の九尾の狐が登場するの!」

「ほえ~!最強最悪の九尾の狐!」

「この白面金毛九尾の狐は、時の王后を食い殺して王妃になりすまし、王を手玉に取って国家を転覆させるの!」

「国家を転覆!」

「この神話が日本に伝わって、作られたお話が「玉藻前(たまものまえ)」よ!」

「たまものまえ?」

「うん!白面金毛九尾の狐は、その後「若藻」という少女に化けて、日本に渡るの!そして玉藻前として宮中に遣え、鳥羽上皇をたぶらかして暗殺を企てるの!」

「暗殺!」

「結局暗殺は失敗して、最後は殺生石っていう石になっちゃうんだけどね!でもこの「玉藻前」というお話が作られてから、何か不可思議な現象が起きると、「それは狐に化かされたんだ」という逸話が全国各地で語られるようになって、「狐は人を化かす」っていうイメージが定着したの!」

「なるほど~!それで「狐につままれる(きつねにつままれる)」っていう表現も定着したんだね!」

狐につままれる(きつねにつままれる)」の使い方と例文

「普段の会話の中では、「狐につままれる(きつねにつままれる)」は、どうやって使うの?」

「「狐につままれる(きつねにつままれる)」の使い方と例文ね!さっきも言ったけれど、実際に狐につままれるっていうことはないわけだから、必ず「よう」を付けて、「狐につままれたようだ」「狐につままれたような顔」「狐につままれたような気分」なんていうふうに使うのよ!」

「なるほど~!」

「予想外の事が起きて、何が何だかわからず、茫然としたことってある?」

「う~ん…私、浮気なんてしていないのに、いきなり彼から「何、浮気してんだよ!」って問いつめられたとき…とか?」

「そうね!そういう場合だと、「そのときの私の顔はきっと…」」

「「狐につままれたような顔をしていただろう」…かな?」

「そのとおり!他にもある?」

「う~ん…好きな人に告白されて、「嬉しい!もちろん付き合う!」ってお返事したら、「えっ?俺、告白なんてしてないけど?」って言われたとき…とか?」

「そうね!そういう場合だと、「そのときの私の気分はまるで…」」

「「狐につままれたような気分だった」…かな?」

「そのとおり!ふふっ!みほにはそんな不可思議な経験があったんだね~!」

「もう!」

狐につままれる(きつねにつままれる)」のまとめ

「「狐につままれる(きつねにつままれる)」について、だいたいわかった?」

「うん!え~と…「狐につままれる(きつねにつままれる)」は、「狐に化かされる」っていう意味で、「狐は人を化かす」っていうイメージが定着したのは、中国の神話「九尾の狐(きゅうびのきつね)」が大元で、使うときは、実際に狐に化かされたわけじゃないから、必ず「よう」を付けて、「狐につままれたようだ」「狐につままれたような顔」「狐につままれたような気分」というふうに使うんだよね!」

「そのとおり!」

「ふふっ…でも、かなめちゃんみたいな優秀な子が、私なんかと仲良くしてくれているっていうことが、ふと冷静になると、狐につままれているような気分になるよ!」

「私も、みほのような面白くて可愛い子と親友になれて、狐につままれているような気分だから、おあいこよ!」