さじを投げる【女子高生が教えます!】さじをなげる…とは(意味・語源・由来・使い方・例文)

さじを投げる【女子高生が教えます!】さじをなげる…とは(意味・語源・由来・使い方・例文)

さじを投げる・さじをなげる
さじを投げるわ…」

「いつでもオッケーだよ!」

「何でミットなんか持ってんのよ…」

「何か今日は、かなめちゃんとのやり取りの中で、ミットを使うような気がしたから、ソフトボール部から借りておいたんだよ!やっぱり私の勘は当たるね~!」

「全然当たってないわよ!もう!じゃあ今回は「さじを投げる(さじをなげる)」について勉強するわよ!」

「バッチコーイ!」

さじを投げる(さじをなげる)」の意味

「じゃあまず「さじを投げる(さじをなげる)」の意味からね!「さじを投げる(さじをなげる)」っていうのは、前途の見込みがないと判断して「断念する」とか「諦める」とか「手を引く」っていう意味なの!」

「かなめちゃんが、さっき「さじを投げるわ…」って言っていたのは、どうして?」

「体育祭の実行委員会のことよ!私が委員長にされちゃったんだけどさ~…メンバーがそれぞれ、勝手なことばかり言って、譲ろうともしないから全然話がまとまらないの!」

「それで頭に来て、メンバーにさじを投げつけてやろうと思ったんだね!」

「それだったら、ナイフやフォークのほうが効果的でしょ…って、そんな物騒なことするわけないでしょ!」

さじを投げる(さじをなげる)」の語源と由来

「どうして、前途の見込みがないと判断して「断念する」とか「諦める」とか「手を引く」ことを、「さじを投げる(さじをなげる)」っていうの?」

「「さじを投げる(さじをなげる)」の語源と由来ね!「さじを投げる(さじをなげる)」の「さじ」は、料理や食事で使う「(さじ)」のことじゃなくて、薬の調合に使う「薬匙(やくさじ)」のことなの!」

やくさじ…」

「うん!まだ外科手術なんかの治療方法がなかった時代、お医者さんにとっては、この薬匙で調合した薬を飲ませることが主な治療方法だったの!だから江戸時代の大名の侍医は「おさじ」って呼ばれていたくらいなのよ!」

「へ~!「おさじ」ね~!」

「そのお医者さんが、「どんな薬を調合したとしても、もう治る見込みがない」と判断して、薬匙を放り投げてしまうという場面が、「さじを投げる(さじをなげる)」の語源と由来なの!」

「じゃあ、「さじを投げる(さじをなげる)」は、お医者さんが治療を諦めるときに使われていたんだね!」

「うん!それがいつしか、お医者さんが治療を諦めるとき以外にも使われるようになっていったのよ!」

「なるほどね~!だから、前途の見込みがないと判断して「断念する」とか「諦める」とか「手を引く」ことを「さじを投げる(さじをなげる)」っていうんだね!」

さじを投げる(さじをなげる)」の使い方と例文

「普段の会話の中では、「さじを投げる(さじをなげる)」は、どうやって使うの?」

「「さじを投げる(さじをなげる)」の使い方と例文ね!使い方のポイントとしては、語源と由来から考えて、「お医者さん」と「治る見込みのない病気」に見立てられるような場面で使うのが相応しいわね!」

「「お医者さん」と「治る見込みのない病気」に見立てられるような場面?」

「うん!例えば、「勝訴する見込みがない事件」と「弁護士」とかね!」

「あ~なるほど~!」

「あまりにも勝訴の見込みが薄い事件だったので、さしもの敏腕弁護士も…」

「「さじを投げることにした」…とか?」

「そう!でも医者や弁護士ほどの「専門家」じゃなくてもいいもよ!例えば、みほなんかは人を笑わせるのが得意じゃない!」

「う~ん…「人を笑わせるのが得意な私」と「笑う見込みのない人」…っていうことになるのかな?」

「そうね!「笑う見込みのない人」っていうと…「あまりにも不幸なことがあって落ち込んでいる人」とかが考えられるんじゃない?」

「う~ん…「彼の悲しみは相当深い様子で、ニコリともしない…女芸人と呼ばれた私も、さじを投げるしかなかった」…みたいな感じ?」

「よくできました!パチパチ~!」

さじを投げる(さじをなげる)」のまとめ

「「さじを投げる(さじをなげる)」について、だいたいわかった?」

「うん!え~と…「さじを投げる(さじをなげる)」っていうのは、前途の見込みがないと判断して「断念する」とか「諦める」とか「手を引く」っていう意味で、お医者さんが、「どんな薬を調合したとしても、もう治る見込みがない」と判断して、薬匙を放り投げてしまうという場面が、「さじを投げる(さじをなげる)」の語源と由来で、「さじを投げる(さじをなげる)」の使い方のポイントとしては、語源と由来から考えて、「お医者さん」と「治る見込みのない病気」に見立てられるような場面で使うのが相応しいんだよね!」

「うん!そうよ!」

「さっきの話だけど、体育祭の実行委員長…大変だね…みんなきっと、かなめちゃんなら最後にはまとめてくれると思って、甘えているんだよね…」

「ふふっ…じゃあ代わりに、みほに委員長になってもらおうかしら?」

「うん!そうすれば、「体育祭を実施できる見込みがない」って判断して、委員会のメンバーのほうがさじを投げるよ!」

「あはは!それじゃあ困るのよね~!でも、みほに笑わせてもらったら、少し元気が出たわ!さじを投げるのはちょっと早いかもね!もう少し頑張ってみるわ!」

「やったー!」