うだつが上がらない【女子高生が教えます!】うだつがあがらない…とは(意味・語源・由来・使い方・例文)

うだつが上がらない【女子高生が教えます!】うだつがあがらない…とは(意味・語源・由来・使い方・例文)

うだつが上がらない・うだつがあがらない
うだつが上がらないのよね~」

「そんなに重いコタツなんだ!」

「そうそう!うちのコタツって純金でできてるから重くて持ち上がらないのよ!」

「わ~!すごい豪華なコタツだね~!うちのコタツなんか木でできてるから軽くて、簡単に持ち上がるよ!」

「わ~!うらやまし~…って、重くて持ち上がらないコタツなんてあるわけないでしょ!もう!じゃあ今回は「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」について勉強するわよ!」

「は~い!お願いしま~す!」

うだつが上がらない(うだつがあがらない)」の意味

「じゃあまず、「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」の意味からね!「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」っていうのは、「出世しない」とか「裕福にならない」とか「パッとしない」っていう意味なの!」

「へ~!さっき、かなめちゃんが「うだつが上がらないのよね~」って言ってたのは、どうして?」

「うちのお父さんのことよ!いつまでたっても会社で出世しないから、我が家も裕福にならない…すなわち!私のお小遣いもアップしないってわけ!」

「純金製のコタツを売れば、大金が入るんじゃない?」

「そういえばそうね~…って、だからそんなのないって!」

うだつが上がらない(うだつがあがらない)」の語源と由来

「どうして、「出世しない」とか「裕福にならない」とか「パッとしない」ことを「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」っていうの?」

「「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」の語源と由来ね!「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」の語源と由来には諸説あるんだけど、まずは「梁(はり)」と「棟木(むなぎ)」の間に立てる「うだつ」ね!」

「「梁(はり)」と「棟木(むなぎ)」の間に立てる「うだつ」…?」

「うん!「梁(はり)」っていうのは、柱の上にある屋根を支えるための横木のことで、「棟木(むなぎ)」っていうのは、屋根の骨組みの一番高いところに使う木材のことよ!」

「ふ~ん!」

「この「梁(はり)」と「棟木(むなぎ)」の間に立てる小さい柱のことを「うだつ」っていうの!」

「へ~!」

「この「うだつ」が「上から押さえつけられているように見えることから」っていう説があるわ!」

「あ~…屋根で押さえつけられているから「うだつが上がらない」んだね!」

「そう!この「梁(はり)」と「棟木(むなぎ)」の間に立てる「うだつ」に関しては、もう一つ説があるの!」

「どんな説?」

「この「うだつ」を立てることができず、「「うだつ」のない家に住んでいるような状況から」っていう説よ!」

「あ~…貧しいから「うだつが上がらない」んだね!」

「そう!」

「へ~!「梁(はり)」と「棟木(むなぎ)」の間に立てる「うだつ」以外にも、「うだつ」ってあるの?」

「うん!「隣の家との境につける防火壁(ぼうかへき)」のことも「うだつ」っていって、この「うだつ」に関しても、「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」の語源・由来とされている説があるのよ!」

「どんな説?」

「この「隣の家との境につける防火壁(ぼうかへき)」の「うだつ」は、江戸時代中期頃に装飾的な意味に重きが置かれるようになったの!」

「装飾的な意味に重きが置かれるようになった…」

「うん!この「うだつ」を設置することを「うだつを上げる」って言ってたんだけど、自分の財力を誇示する手段として、上方を中心に商家の屋根上には競って豪華な「うだつ」が上げられたの!」

「へ~!」

「「うだつを上げる」ためには、それなりの出費が必要だったことから、「うだつが上がっている」家は比較的裕福な家に限られていたのよ!」

「裕福にならないと「うだつが上がらない」っていうことね!」

「そう!」

「他にも「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」の語源・由来とされている「うだつ」ってあるの?」

「うん!これが最後になるけど、井戸なんかの周囲を石で積み上げるとき、一番下の土台として組む枠も「うだつ」っていうのよ!」

「一番下の土台として組む枠…」

「うん!「年中下積みになっているから」っていうのも、「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」の語源・由来の一つの説とされているわ!」

「あはは!土台なんだから上がるわけないよね!」

うだつが上がらない(うだつがあがらない)」の使い方と例文

「普段の会話の中では、「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」は、どうやって使うの?」

「「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」の使い方と例文ね!そうね~…まず、「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」は、「うだつの上がらない(うだつのあがらない)」っていう言い方もするから、それは覚えておいてね!」

「うん!「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」は、「うだつの上がらない(うだつのあがらない)」っていう言い方もするんだね!」

「あとは…「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」の「うだつ」は、「地位」とか「経済力」のたとえとして使われているから、「社会人」や「社会生活」を形容する場合に使われることが多いわね!」

「「うだつが上がらない社員」…とか「うだつが上がらない人生」…とか?」

「そう!形容される対象を主語に持ってくるパターンもあるわね!」

「形容される対象を主語に持ってくるパターン?」

「例えば…「あの社員はいつまでたっても…」」

うだつが上がらない!」

「私の人生はいまだに…」

「「うだつが上がらない」ね!なるほど~!」

うだつが上がらない(うだつがあがらない)」のまとめ

「「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」について、だいたいわかった?」

「うん!え~と…「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」っていうのは、「出世しない」とか「裕福にならない」とか「パッとしない」っていう意味なんだよね!」

「語源と由来は?」

「え~と…「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」の語源と由来には諸説あって、「梁(はり)」と「棟木(むなぎ)」の間に立てる「うだつ」に関しては、「屋根で押さえつけられているから「うだつが上がらない」」っていう説と「貧しいから「うだつが上がらない」」っていう説があって、「隣の家との境につける防火壁(ぼうかへき)」の「うだつ」に関しては、「裕福にならないと「うだつが上がらない」」っていう説があって、「井戸なんかの周囲を石で積み上げるときの一番下の土台として組む枠の「うだつ」に関しては、「年中下積みになっているから」っていう説があるんだよね!」

「使い方は?」

「え~と…「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」の「うだつ」は、「地位」とか「経済力」のたとえとして使われているから、「社会人」や「社会生活」を形容する場合に使われることが多いんだよね!」

「オッケーよ!ちなみに…「うだつ」の漢字は、本来は「梲」って書くんだけど、室町時代以降「卯建」とか「宇立」っていう字が当てられるようになったの!発音も、もともと平安時代は「うだち」って言っていたんだけど、室町時代以降「うだつ」って訛って、今に至っているのよ!」

「へ~…でも…「地位」とか「経済力」だけを判断基準にしてるなんて…「うだつが上がらない(うだつがあがらない)」って、ちょっと寂しい言葉だね…」

「あはは!そうだね~!」

「かなめちゃん…さっき、お父さんのこと「うだつが上がらない」って言ってたけど…そんなこと言わないほうがいいよ…ここまで立派に育ててくれたんだし、世の中にはお小遣いをもらえない子だって、いっぱいいるんだから…」

「そうだね…反省するよ…」

「あはは…私も「パッとしない」から…勉強もスポーツもダメで、高校生として「うだつが上がらない」女の子だから…何か胸が苦しくなっちゃって…」

「みほは、「うだつが上がらない」女の子なんかじゃないよ!私が持ってない優しさと純粋さを持ってるもん!私には誰よりも輝いて見えるよ!」

「えへへ…かなめちゃんにだけは、うだつが上がっているんならいっか!」