磯の鮑の片思い【ビキニガールが教えます!】いそのあわびのかたおもい…とは(意味・語源・由来・例文・用例・使い方)

磯の鮑の片思い【ビキニガールが教えます!】いそのあわびのかたおもい…とは(意味・語源・由来・例文・用例・使い方)

磯の鮑の片思い【ビキニガールが教えます!】いそのあわびのかたおもい…とは(意味・語源・由来)

磯の鮑の片思い【ビキニガールが教えます!】いそのあわびのかたおもい…とは(意味・語源・由来)

「ちはるがあの程度にしか思ってなかったなんて…」
「あはは…磯の鮑の片思いってやつだね…」
「磯野あわびさんが片思いしてるの?サザエさんの新キャラ?」
磯の鮑の片思い(いそのあわびのかたおもい)っていうのは「片思い」をしゃれて言ってるのよ!アワビは巻き貝だけど殻が二枚貝の片方だけのように見えることから「片貝」の「片」と「片思い」の「片」をかけて言ったものなの!
「なつき!やっぱスパーやろっ!体が疼いて仕方ないや!」
「ちはる!」
「外でやって!」

磯の鮑の片思い【ハイレグレディーが解決します!】いそのあわびのかたおもい…とは(例文・用例・使い方)

磯の鮑の片思い【ハイレグレディーが解決します!】いそのあわびのかたおもい…とは(例文・用例・使い方)

「先輩!今度のミッションは磯の鮑の片思いです!」
「なにそれ?女子高生の恋のお悩み相談室でもやらせようっていうの?」
「女子高生ではありません!男子大学生です!依頼人はその男子大学生の父親です!会社を経営しているそうです!」
「男子大学生の恋の悩みをその父親が解決してくれって頼んできたの?」
「依頼人の話によると、息子の部屋には毎晩決まった時間に女の幽霊が出るそうなんです…」
「幽霊…」
「ええ…その息子は最初は怖がっていたもののそのうちに慣れてきて、しまいには他のことが何も手につかないくらい磯の鮑の片思い状態になっちゃったそうです…」
「へえ…」
「息子が大学を卒業したら、自分が経営している会社を継がせたいと思っている父親としては、その息子が勉強も手につかないくらい女…しかも幽霊なんかにうつつをぬかしているのが気掛かりで気掛かりで仕方ないわけです…」
「ほーほー」
「それで息子を精神科や心療内科に通院させたり、家に祈祷師や霊能者を呼んでお祓いをさせたりしたそうなんですが…」
「息子は頭も心もまったく正常だし、お祓い後も幽霊は出続けているってわけね…」
「そうなんです…」
「じゃあその息子が何らかの理由があって、幽霊が出るなんていう嘘をついているとしか考えようがないわね…」
「それが…息子から止められていたにもかかわらず、一度だけ幽霊が出る時間帯に両親で息子の部屋の扉を開けたことがあったそうなんです…」
「ふんふん」
「そうしたらそのとき確かに若い女が息子の部屋の中にいたそうなんですが、一瞬で煙のように消えてしまったそうです…それにその息子は軽い嘘もつけないくらい純粋らしいですよ…」
磯の鮑の片思いか…面白そうね…とりあえずその家に行ってみましょう…」
「先輩…ここまで話して何なんですが…私…幽霊苦手なんですよ…あっ!もう行っちゃった…待ってください!」

 

「依頼内容はおおむね伝えたとおりだ…とにかく幽霊だか何だか知らないが、あの女がもう息子の部屋に来ないようにしてくれ!」
「でもあなた…私も幽霊なんて信じていないけれど、あの子…好きな女性ができたって言うようになってから、あんなに明るく元気になったじゃない…以前のことを考えたら…」
「息子さん、以前は明るく元気じゃなかったんですか?」
「ええ…高校生の頃、クラスメイトの女の子と恋人同士になったことがあったんですが…その恋人が事故で亡くなってしまって…うちの息子も純粋なもので、後追い自殺をしようとするほどふさぎ込んでいたんです…」
「母さん!だからって、こんな何も手につかない状態が続いていいわけがないだろう!」
「それはそうだけど…何かいい方法はないかしら…」
「あの…息子さんとも少しお話をさせていただけませんか?」
「ああ…あいつはもう自分の部屋からも出ようとしない状態なんだ…悪いが2階のあいつの部屋に行ってくれ…」

 

「先輩…結構長い階段ですね…これじゃ幽霊も上がるの大変でしょうね……幽霊って…亡くなった恋人なんじゃ…」
「私もそう思うわ…」

 

「こんにちは…」
「また親が余計なことを頼んだのか…」
「少しお話を聞かせてもらいたいんだけど…」
「どうせ幽霊がもうここに来ないようしてくれって頼まれたんだろう…そんなことに協力する気はないよ…」
「私は亡くなった恋人が、またあなたのもとへ現れてくれたって信じているんだけど…」
「…!?」
「話を聞かせてくれないかしら…」

 

「確かに毎晩来てくれるあの人は、亡くなった恋人にそっくりなんだ…でも何も話してくれないし…僕のことも覚えていないみたいだから別人かもしれない…磯の鮑の片思いってバカにされるだろうけど…でもあの人が毎晩僕の部屋に来てくれるのには何か理由があると思うんだ…」
「その人が来るのは毎晩何時頃なの?」
「10時を回った頃だよ…その日によって違うけど、だいたい10分くらいいてくれる…僕にとっては大切な時間なんだから邪魔はしないでくれよ…扉を開けるのもダメだし、カメラやテープレコーダーもダメだ…前にあの人が来ない日があって…後で知ったんだけど、その日は親がカメラとテープレコーダーを仕掛けておいたんだって…」
「わかったわ…」
「あなたたちを信じて話したんだ…あの人がもう来ないようにするなんてことはやめてくれよ…」

 

「先輩…どう思います?」
「確かに嘘をついている様子はまったくないわ…私のほうはつかせてもらったけどね…」
「え…?」
「小型のビデオカメラと盗聴機をあの部屋に仕掛けさせてもらったわ…」
「いつの間に…でも大丈夫なんですか?」
「大丈夫かどうかは今夜わかるわ…」

 

「先輩…午後10時を回りました…私…もうドキドキです…」
「ドキドキはいいから、モニターとヘッドホンに集中しなさい…磯の鮑の片思いのお相手…今夜も来てくれるかしら…」

 

「先輩!出た…出た…幽霊だあ…本当にいたんだあ…」
「落ち着きなさい!ビデオカメラに写る幽霊なんているわけないでしょ!」
「白い…白いワンピース着てる…動いてる…動いてる…き…消えたあ!先輩!先輩!」
「現れていた時間は10分42秒…言葉はまったく発していない…彼の言っていたとおりね…」
「先輩…どうしましょう…」
「もう答えはほとんど出ているようなものよ…でもこの依頼…解決することが本当に正義なのかしら…」

 

「すみません…やはり私たちには荷が重すぎました…この依頼…降りさせていただきます…」
「あんたたちもダメだったか…わかった…また他を当たるよ…」

 

「お母さん…すみませんね…お時間を作っていただいて…」
「いえ…それより私にお話って何でしょう?」
「ええ…今回の幽霊騒ぎの真相…お母さんにだけは話しておこうと思いましてね…」
「わかっていたんですか…」
「小型のビデオカメラで撮影した例の幽霊の映像…専門家に分析してもらったら3Dホログラムでした…息子さんの部屋に3Dプロジェクターを仕掛けたのはお母さんですね?」
「はい…」
「恋人を亡くし、後追い自殺までしようとした息子さんを何とか元気づけたかった…たとえ幻でも恋人と再会させてあげたかった…そうですね?」
「ええ…本当にただそれだけでした…それがこんな騒ぎになってしまって…」
「一つだけ確認させてください…お母さん、この先どうするおつもりですか?」
「いつか息子の心の傷が癒える日が来たら、すべてを話そうと思っています…」
「それを聞いて安心しました…私も今は見守る時期だと思います…また困ったことがあったら呼んでください…それじゃ…」

 

「先輩…午後10時を回りました…あの部屋で、彼は今夜も磯の鮑の片思いに酔いしれているんですかね…」
磯の鮑の片思いね…あの空間には本当に両思いがあるのかもしれないわよ…」